コタキナバルでキナバル公園のツアーを堪能した翌日に自分は日本に帰国しました。
その後またマレーシアに戻って来たわけですが。
その一部始終を紹介します。


なぜ帰るのか
理由は一つ、海外旅行保険代を安く済ませるためです。
フィリピン留学から東南アジア滞在までの3か月間自分はクレジットカード付帯の保険で賄っていたのですが、3か月たつためこれ以上旅行するとなると保険が適用されなくなります。
そのため新しく保険に加入する必要がありました。
以前書いた海外旅行保険についての記事はこちら
当初の予定としてはヨーロッパで3ヵ月分加入できる保険を探していたのですが、自分が加入しようと考えていたWorld Nomadだと1月あたり2万円以上するんですね。

もちろんほかに安い保険はありますが一番不安な携行品保険は含まれていないし…
それなら自費で一回日本に帰ってクレジットカードの期間リセットしてもう一回適用させればば安くすむんじゃねという発想に至りました。
航空券を調べるとクアラルンプール発福岡行の往復航空券がフィリピン航空だと4万円で買えるみたいですし
もっとも、搭乗の1週間前にフィリピン航空の日程が変更の連絡が来たため別の航空券(ベトナム航空)を購入することになったんですけどね…(全額返金してもらいました)

今回日本に帰るルートはこうなりました。運賃は5万5000円ほどです。
往路
クアラルンプール→ハノイ→福岡
復路
福岡→ホーチミン→クアラルンプール
まずクアラルンプールへ
コタキナバルでツアーに参加した翌日、クアラルンプールに行くためコタキナバル空港に向かいました。
コタキナバル空港まではエアポートバスがあるとのことで、まずそのバス停に行くことに。

しかし一向にバスが来ない。
近くのドライバーに聞いたところどうやらコロナ禍のため、しばらく休止しているそう。
じゃあなんでバス停や時刻表が残ってるんだって話なんですけどね。
どうしようもないのでマレーシアで有名な配車アプリであるMaximを使って空港に向かいました。
2023年6月現在コタキナバル空港から市内に行く公共交通機関は存在しないので事前に配車アプリやホテルの送迎を頼んだ方がよさそうですね。
こちら9マレーシアリンギット(約270円)でした。
現金で支払いましたがクレジットカードを登録すればそちらでも支払えるはずです。

空港に到着してチェックインし荷物の検査を受けようとしましたが、ここではサバ州内のフライトと国際線、それ以外のマレーシア国内線のフライトに分かれていました。

クアラルンプール行きは後者になりますが同じ国内線でも別物なんですね。
ゲート通過後もパスポートを見せる必要がありましたし。
搭乗時の様子はこちらからどうぞ
https://remote-area-traveler.com/bki-kul/
クアラルンプールの病院でワクチン接種
クアラルンプール到着から帰国の便に搭乗するまで時間に余裕があるため,事前に狂犬病の予防接種を予約しており空港から市内に向かいました。
フィリピンを旅行した後に受けるのかよって気もしますが
クアラルンプール到着が20分ほど遅れ予約の時間に間に合わせるためエアポート特急を使うことに。
バスならこれの半額以下で行けるのですが…こちら往復で100マレーシアリンギット(約3000円)
クアラルンプール空港って成田空港並みに離れているんですよね。

30分ほどでKLセントラル駅に到着。ここから乗り換えて最寄りの駅まで行きます。
マレーシアだと切符ではなくトークンがでてくるんですね。

最寄りの駅に到着し、病院のほうへ向かいます。
今回訪れるのはひばりクリニックという日系のクリニックです。もちろん日本語も通じます。
ホームページのお問い合わせ先からワクチンを打ちたい旨を伝えると丁寧に対応いただきました。

料金は狂犬病で1回あたり230マレーシアリンギット(約6900円)でした。
タイのスネークファームほどではありませんが日本で打つよりは絶対安いので、マレーシアに訪れる予定でその後他の国に行かれる方はこちらで打ってもいいかもしれませんね。
なんといっても日本語が通じる安心感があります。
クアラルンプール空港編
ワクチンを打った後空港に戻りチェックインを行いました。上の方でも述べましたが今回乗るのはベトナム航空です。

搭乗ゲートに移動するのに以前はエアロトレインという無人の鉄道が走っていたのですが故障しているためバスで移動することに。

クアラルンプール空港のラウンジへ
出国手続きに時間がかかり出発まで1時間半ほどでしたがプライオリティパスで利用できるラウンジを探すことに。
今回はSama Sama Express Hotelに併設されているSama Sama Express Loungeを利用しました。
他にも使えるラウンジがあったのですが今回は断念。


メニューはこのような感じ、以前訪れたほかのラウンジと比べると洋風のメニューが多かった気がします。
特にマッシュルームのスープは絶品でした!
また写真にはありませんがアイスクリームが用意されているのは嬉しかったですね。

クアラルプールからハノイへ搭乗
無事定刻通りにベトナム航空の飛行機に搭乗しました。

シート間隔に関してはかなり広めでしたね。

機内食は魚か鶏かと聞かれたので自分は魚を選びました。
おそらく魚のソテーで柔らかくて美味しかったのですが、ちょっとボリューム不足な気がしました。
フライトが短かったからかな?

またパンの後ろにあるのはグリーンピースを乾燥させたスナックなのですが、これが辛すぎるため思わずむせてしまいました。
マスタードだと思うのですがとても食えたもんじゃないです。ベトナム航空に乗る方、お気を付けて。
ハノイ空港編
3時間半ほどで定刻通りにハノイ空港に到着しました。

今回は3時間ほどしか乗り継ぎ時間がないため、ベトナム入国はしませんでした。
そして再び約4時間のフライトに搭乗します。
乗り継ぎのため出国はせずそのままセキュリティーコントロールへ。

ラウンジに向かいます。

ハノイ空港のラウンジへ
ハノイ空港ではSong Hong Business Loungeをプライオリティパスで利用することできます。

多くの航空会社のビジネスクラス利用者の指定ラウンジになっているからか今までのラウンジの中で一番豪華でした。

通常のホットミール以外にも生春巻きやフォーのようなベトナム料理がたくさん置いてありました。
フォーはこちらで作ってもらえます。

自分は十分クアラルンプールのラウンジ+機内食でお腹いっぱいだったため控えめにお肉と肉まんだけ。2時過ぎだとすでに閉まっており使えなかったのが残念。

またシャワーも併設されているため、利用しました。水量が少し弱かったですけどね。

ハノイから福岡へ搭乗
20分ほど遅れてやっと搭乗開始。3ヵ月ぶりに日本に帰ります。

今回は非常口付近の席だったので足を思う存分伸ばすことができました。ラッキー!

4時か5時ごろでしょうか?このように太陽が昇ろうとしているときに機内食が配られ始めました。

鶏か牛かで牛を選んだと思います。牛肉と麺の組み合わせですね。
朝からはこれは結構重い。

寝たり起きたりを繰り返しつつ6時半ごろ見慣れた光景が!福岡空港に到着です。

沖止めだったためバスで向かったのですが、Nishitetsuの文字を見ただけで懐かしく感じました。

ここで一区切りついたので地元の長崎に帰り、1週間ほど休みました。
ちなみに自分は日本に入国後カプセルホテルで一泊したのですがそこで出されたご飯とみそ汁の味にここまで感動するとは思わなかったです。

福岡空港編
朝4時半ごろに起きて5時半に実家の長崎から福岡に向けて出発しました。

10時半チェックインだったのですが福岡空港に8時ごろ到着。
6年ぶりに国際線ターミナルのほうに来たのですが綺麗になってて驚きました。

早朝で空いていたため空港で余裕をもってチェックインし出国できました。
福岡空港は混雑しているとニュースで以前見ましたが朝に関しては空いててスムーズに出国できましたよ!
福岡空港のラウンジへ
福岡空港では大韓航空のKALラウンジをプライオリティパスで利用することができます。
規模は今まで行ったことがあるラウンジの中では一番小さかったですね。

食べ物はおにぎり、パン、カップラーメンぐらいでした。福岡から韓国は近いから仕方ない。


とは言ってみたもののここで食べたカップヌードルが今までのどのラウンジの食べ物よりも美味しく感じました。和食は嫌いなのですがなんだかんだで舌は日本人なのでしょうね。

クアラルプールからハノイへ搭乗
定刻通りに離陸し、再び海外に行ってきます。

今回も同じベトナム航空なのですが座ってみて違和感が…シートピッチが滅茶苦茶狭い!
クアラルンプール→ハノイの便の時はもっと広かったですし、同じ飛行機(a321)のはずなのになぜ?
後述する次のホーチミン→クアラルンプールの便はちゃんと広かったのに…
ハノイ→福岡の時は非常口付近の席だったのでわからなかったですが日本行きの便だけ狭いのかな?

機内食では鶏か牛かで選べたので鶏を選びました。
シートは狭かったものの機内食はこちらが少し豪華なんですね。
欲を言えばもう少し肉が欲しかった。

またアサヒビールを2本いただきました。これが最後の日本のビールかな?

ホーチミン空港編
ホーチミンには14時ごろ到着しましたが、クアラルンプール行きのフライトは午前8時と暇を持て余すことに。18時間近く空港にいることになります。
流石に暇すぎるので外に出て一泊しようとも考えましたが雨がひどかったため諦めました。
ホーチミン空港のラウンジへ
ホーチミン空港の国際線では2つのラウンジがあります。
一つ目はJasmine Halal Lounge二つ目がApricot Business Loungeです。
今回はJasmine Halal Loungeのみ訪れました。
こちらHalalとあるようにムスリムの方を対象としているラウンジです。
といってもムスリムの方限定のラウンジというわけでもなく誰でも入れます。
メニューは鶏肉がメインでした。


当然アルコール類はおいてありません。

ムスリムの方を対象としているラウンジだからかあまり利用者はおらず7時以降は自分以外利用者がいなくなりました。その分ゆっくり過ごせてよかったんですけどね。
そのためか制限時間である3時間を超えてラウンジから出ようとしたときに翌日のフライトだからなのか、さらに3時間長く滞在させてもらえることになりました。
もう一回プライオリティパスを機械に通す必要がありましたが。

ホーチミンからクアラルンプールへ搭乗
本当はもう一つのApricot Business Loungeに行きたかったのですが、お腹いっぱいであることと、ゲートの近くに横になって眠れそうな場所があったためそちらで7時間ほど寝ることにしました。
腹が減ってないときはこっちで寝たほうが快適です。
なお搭乗するゲートがここではなく別のところに変更しており、あと少しで搭乗できなくなるところだった模様。
マレーシアでもあったけど勘弁してほしい。

機内食は鶏か牛で牛を選びました。味は筑前煮みたいで、異国感がなかったです。

11時ごろ無事クアラルンプール空港に到着しました。

無事クアラルンプールに着いてどうするのかと言いますと、ユーラシア大陸最南端の町に行ってきます!
次回はその街に行くまでを道のりを紹介していきたいと思いますのでお楽しみに!

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