【名作アニメの聖地巡礼②】フランダースの犬編

需要があるのかわかりませんが前回に引き続き行っていきます。

2回目は今ベルギーにいるのでフランダースの犬について紹介します。

前回の記事はこちら

フランダースの犬とは

まず初めにこちらの作品について紹介します。

大半の人は見たことがあると思うので不要な気もしますけど

フランダースの犬は1975年(昭和50年)に放送された、ベルギーのアントワープ付近の村が舞台になった、少年ネロが祖父とともに働きながら、後の愛犬になるパトラッシュと出会い生きていく話になります。

ネタバレになるというかほとんどの人は知っていると思いますが、最終回のネロとパトラッシュが昇天するエンドはアニメ史上1番と言ってもいいほどの有名なシーンではないでしょうか?

今回はアントワープ市内とアニメの街のモデルになったブルージュの街に訪れましたのでそちらを紹介していきます。

流石にアントワープ大聖堂訪れただけで聖地巡礼とか言っちゃうのはちょっとね…

ブルージュへ

宿自体はアントワープにあるのですがアニメに出てきた大聖堂と市庁舎のすぐ近くという絶好のローケーションだったので後回しにしてまずはブルージュというベルギー西部の街に向かいます。

フランダースの犬の舞台はアントワープじゃないのかと思うかもしれませんが、アニメでの街並みはブルージュがモデルになってます。

なぜかというとロケハン当時の時点で(と言っても50年近く前ですが)アントワープの街は既に近代化されていて使えなかったんですね。

そのためアニメのフランダースの犬の舞台は、ブルージュの街並みにアントワープの大聖堂と市庁舎を加えた世界になってます。

ブルージュへはアントワープから鉄道を利用して2時間ほどで到着。

ブルージュの街並みを散策

まずはブルージュの街並みを見てみましょう。

フランダースの犬のモデルになったブルージュ歴史地区は駅から1キロほど歩いたところにあります。

アニメと見比べてみると建物の形に面影がありますね。

ネロが金物屋に会ったときの門かな?

作中で時々でできたアーチ状の橋もありました。

アニメ内で細い路地にネロたちが隠れていましたけどブルージュ市内にもたくさんあります。金物屋が出てきそうですね。

町から少し離れた所にネロたちがアントワープに向かう際に通ってた門がありました。

アニメと比べると実物は低めですね。

OPのモデルとなった場所へ

ブルージュの歴史地区から少し離れた所に、オープニングのモデルになった風車と運河があります。

アニメの様に小高い丘に立っています。

風車の近くは運河になっているのですが歌詞通り「みえてくる まっすぐなみち」になっていました。これならネロがアントワープ大聖堂に向かうときに誰かしらすれ違うから死ぬことはなかったんじゃ…

まあオープニングを見る限り運河に沿った道ではないのかもしれませんけど。

アニメ内で運河に船が通ってましたけど今も通ってるようです。

こちら可動橋となっており10分ほど待たされました。

ホーボーケンの村へ

アントワープに戻り、お次はネロやアロアが住んでいたと言われるホーボーケンの村に行ってみます。

こちらはアニメで特にモデルにはなってないのですが作品が有名になった影響からかネロとパトラッシュの像があるようです。

ホーボーケンまではアントワープ市内からトラムを利用して20分ほどで行くことができます。

運賃はクレジットカードのタッチ決済で支払ったので詳しくは覚えていないのですが2.5ユーロぐらいでした。

ホーボーケンの村に到着到着しました。

距離としてはアントワープ市内から7キロほどあるみたいでしたが、ネロは毎日歩いていたんでしょうかね。

少し歩くとネロとパトラッシュの像を発見しました!

有名でもないのか写真をとってるのは自分ぐらいでしたけどね。

像の近くにはプレートが埋め込まれていました。

像の近くを歩いているとパトラッシュの名前を冠したペットショップがありました。

作品のこと知ってるのかな?

大きな教会があったのですがこちらはネロが埋葬された教会らしいです。アニメには出てきてません。

ホーボーケンに向かう途中で金物屋があったのですがまさかね…

アントワープへ

最後にアントワープを見ていきます。ここがあの感動のシーンが生まれた場所になりますね。

アントワープ市庁舎

ここはネロが絵のコンクールの結果を見に行った場所になります。

ここで落選してしまい死を選ぶことになってしまったわけですね。

そもそも200以上出展されていたのに最優秀者以外は何もなしってのが酷な気がします。

そのような限りなく低い可能性にすべてをかけてしまうネロもネロな気がしますが…

アントワープ大聖堂

ここがあの最後にルーベンスの絵を見てネロが昇天した場所になります。

最終回のシーンが有名ですが、作中ではネロは何回も訪れています。

こちら入場料12ユーロ支払うはずだったのですが、特別な日と被ったからなのか(午後にならないと入れませんでした)無料で入ることができルーベンスの絵を見ることができました。原作再現!?

内部は実物を参考にしてあることからアニメのものと瓜二つでした。

人が多いのでアニメのような雰囲気では全く違いますけどね。

ここはネロを迎えに天使が降りてきた場所ですね。

では作中で出てきた絵を見ていきましょう。

まずはこちらの聖母被昇天です。この絵は後述する絵と違ってお金を払わずとも自由に見ることができ、ネロが大聖堂に訪れる際に毎回見ていました。

この2つの絵がネロがどうしても見たかったキリスト昇架キリスト降架になります。

これらの絵は作中ではカーテンが被ってありお金を払わなければ見ることができませんでした。

今はカーテンはなく自由に見ることができます。

感想

最初はアントワープ大聖堂ぐらいしかイメージがなかったですけど、それだけではなくブルージュにも訪れたことでフランダースの犬の世界がより身近に感じられたような気がします。

次回はオランダにある国境だらけの謎の街に訪れた様子を紹介していこうと思いますのでお楽しみに!!

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