北極クルーズに行ってきた1日目【スヴァールバル諸島到着編】

遂に待ちに待った5泊6日の北極のクルーズに参加します!

まずは1日目はクルーズの出発地であるノルウェーのスヴァールバル諸島の世界最北端の街と言われているロングイエールビーンのホテルに到着する所までを紹介します。

クルーズの詳細

今回はフッティルーテンというクルーズ会社のスヴァールバル諸島を周遊する北極クルーズを利用しました。

この会社自体本来はノルウェー本土を縦断するフェリーを運航しているのですが、北極や南極のような探検クルーズも行っているようです。

ちなみにノルウェーの縦断するフェリーは11月も乗船予定でその時に紹介していきますのでお楽しみに!

日程は5泊6日でその内5日間は船内にいることになります。1日目はロングイエールビーンに到着して宿泊するのみです。

乗船後はスヴァールバル諸島を北上し北緯80度の地点まで向かいます。ルートはこんな感じ。

その間テンダーボートという小さなボートを利用して6回ほど陸地に上陸し、その都度氷河等の美しい景色を見ることができました。

クルーズの料金は約2000ユーロ(約30万円)とかなり高かったですね。

こちらの公式サイトからクルーズの詳細と予約をすることができます。

Cruises to Svalbard | Travel to Svalbard | Hurtigruten Expeditions
With sprawling glaciers, jagged mountains and scenic fjords, a cruise to Svalbard showcases Arctic beauty in all its rugged splendour. Join us now.

スヴァールバル諸島とは

今回訪れるスヴァールバル諸島について簡単に解説します。

スヴァールバル諸島は北緯約74度から81度の位置にあるノルウェー領の島々になります。

地図を見てもわかると思いますがかなり北に位置しており、世界最北端の街があることで有名です。

人口は3000人行かないくらいですが、スーパーやレストラン等があり極地と言っても他の場所とあまり変わりません。

またノルウェー領なのですがスヴァールバル条約という特別な条約があり、その条約に加盟している国の人間は(日本も加入しています)なんとビザなしで自由に住み働くことができます。

世界最北端という響きが好きで自分も以前は本気で移住を考えていました。

ただ夏はともかく冬は極夜な上、-30度の過酷な地であるため諦めましたが。

こちらの行き方ですがノルウェー本土から毎日飛行機が飛んでおり、極地の割には片道1万円~と安くで行くことができます。

同じくらいの緯度にあるグリーンランドカナダの村に行くのに片道15万円もすることを考えたら破格と言えるでしょう!

最低3日あれば観光できないこともないので、気軽に極地を体感したい方は行ってみてはいかがしょうか?

オスロへ

現在自分はフィンランドのヘルシンキにいるため、飛行機を利用してスヴァールバル諸島行きの便があるオスロ空港まで向かいます。

ヘルシンキ空港までは路線バスで行けるので昨日利用した乗り放題のデイチケットで乗りました。

こちら24時間指定した範囲を乗り放題で11ユーロ(約1600円)ですが空港も行けるのはありがたいね。

ヘルシンキの空港に到着しここからチェックインします。今回乗るのはフィンエアーになります。

ゲート通過後出発まで3時間ほどあったので、ラウンジを利用しました。

ラウンジの記事については後に書きます。

定刻通り出発です。

機内でラズベリーのジュースを飲むことができました。フィンランドらしいですね。

オスロ空港には1時間ほどで到着です。時差が1時間あるので時計の針が進んでいないことになります。

スヴァールバル諸島へ

オスロ空港に到着したのでまずはチェックインします。

今回乗る航空会社はノルウェージャン航空というノルウェーのLCCになります。

あっさりチェックイン完了し後は出発するゲートに向かうだけなのですが、スヴァールバル諸島はノルウェーであるものの特別な扱いになっているようでパスポートコントロールがあります。

ノルウェー国内を移動するのにもかかわらず、ノルウェーを出国するという意味不明な状況に。

イギリスや中東に行かれる方といっしょに出国の審査を受けこちらでスタンプを押されることになりました。

では3時間のフライトで世界最北端の街まで行ってきます!

ノルウェージャン航空では機内のwifiで15分間無料でネットサーフィンできたり現在地を知ることができるのですが、目的地がなぜかノルウェー本土の北極圏に位置するアルタという街になっていました。なぜ?

フライトから2時間半ほどして、陸地が見えてきました。

森林限界超えてるので、木々が一切生えていないんですね。火星に来たみたい。

空港に無事到着しました。

みんな写真撮ってますね。まあ気持ちはわかる。

ロングイエールビーンの街へ

到着後荷物を受け取ります。

荷物を受け取るベルトコンベアにホッキョクグマの剥製?が展示してありました。

スヴァールバル諸島には3000頭ほど生息しているそうです。と言っても街の方にはまず現れることないそうですけどね

空港から外に出たのですが、このような世界各国への行き先表示がありました。

実は自分は6年前にもこちらを訪れたのですが、行き先表示が前より増えてます。

キエフ行きの表示は前はなかったはず。

6キロほど離れているのでバスでホテルまで向かいます。

バス停はないですが乗客が指定したホテルに停めてくれます。

本来ならば130ノルウェークローナ(約1700円)かかるのですが、クルーズの参加者はこのバス代も含まれているので旅程を見せて無料で乗ることができました。

飛行機に合わせてバスが来てくれるので、間に合わないなんてことはまずないでしょう。

20分ほどして今回泊まるホテル(クルーズ代金に含まれています)に到着です。

クルーズに参加している旨を伝えチェックイン。

今回泊まるのはCoal Miners’ Cabinといって以前炭鉱夫が住んでいたところをホテルに改装したようです。

ロングイエールビーンでは昔炭鉱が盛んでしたが、今は廃れており多くの廃墟が残っています。

本日の夕食もクルーズに含まれているとのことで、食べに行きます。

スープとパンというシンプルなものでしたが、スープにはごろっとしたサーモンがたくさん入ってて美味しかったですね。

暇なので外を歩いてましたけど(白夜で24時間ずっとこのように明るいです)真夏とはいえ10度ぐらいなのかなり涼しいですね。

街の中心部でトナカイを発見。こちらスヴァールバルトナカイというそうでよく街に草を食べに降りてくるみたい。

1時間ほど歩きホテルのほうに戻ります。次回から乗船開始です!

6年ぶりに来たんですけどスヴァールバル諸島ってやっぱりいいですね。ここが個人的には海外旅行した中の場所で一番好きなところです。

理由といては曖昧なんですけど時間が泊まった感覚というか、他の地では得られないものがあるんですよね

次回は2日目とのことで市内の観光と乗船する様子を紹介しますのでお楽しみに!!

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