フェロー諸島で絶景を見に行ってきた①【到着~市内観光編】

今回はアイスランドを旅した後お次はフェロー諸島に行ってきました。

ここではフェロー諸島に到着するまでの様子と、フェロー諸島中心の町であるトースハウンを観光した様子を紹介します。

フェロー諸島とは?

アイスランドとノルウェーとイギリスの間にある島々のことで、デンマークの自治領となります。

自治領とは独立はしていないものの高度な自治を行っている場所のことで、デンマークだと他にはグリーンランドが当てはまります。

人口は5万人ほどの小さな場所ですが、美しい景色が見られることから近年多くの観光客が訪れているそうです。

自分の場合はいつものように地理的に離れた場所にあることと、フェロー諸島の絶景をインターネット上で見たことから行くことを決めました。

アイスランドからフェロー諸島へ

フェロー諸島に行くためにまずはレイキャビク空港に向かいます。

9時発の便とのことでバスで空港まで移動することを考えて6時にホステルを出ました。

朝食が食べられなくて残念…

以前も述べましたが普通の路線バスを利用すると時間はかかるもののエアポートバスの約半額で乗ることができます。こちら1920アイスランドクローナ(約2000円)

フライトの1時間前に空港に到着。

今回はアトランティックエアウェイズというフェロー諸島の航空会社を利用します。

チェックインした時、航空券にアイスランド航空とフィンエアーの文字があったんですがどういうことなんだろう?

これアトランティックエアウェイズの航空券なんだけど?ワンワールドでもないし。

また荷物もカウンターで預けるわけでもなく、別の場所で預けるようになっていたのも不思議でした。

チェックイン後にセキュリティチェックを受けたのですがなぜか自分の時に執拗に見られたため搭乗時刻ギリギリで焦りましたね。また思ったよりこちらの空港広いです。

シェンゲン圏だから時間なくても乗れるだろうと思っていたのですが1時間半前までには空港に到着していた方がよさそうですね。

定刻から10分ほど遅れて出発。

アイスランドからフェロー諸島までは1時間ほどです。

機内にいる間は暇なのでアトランティック航空の機内誌を見ていたのですがこのような路線を運航しているようです。

カナリア諸島からフェロー諸島に来る人がいるのか…

11時30分ごろフェロー諸島の玄関口であるヴォーアル空港に到着。

2時間以上かかったの?と思われるかもしれませんが、フェロー諸島はアイスランドより1時間早いです。

フェロー諸島に到着

到着しましたがかなり小さい空港のようです。

無事荷物も受け取り市内に向かおうと思ったのですが、まずはフェロー諸島で旅行するために必要不可欠な以下の手続きを空港で行いました。

フェロー諸島対応のeSIMを購入

自分は楽天モバイルなのでいつも通り接続しようかなあと思ったら(楽天モバイルでは指定された約70か国で一か月2GBまで使うことができます)電波がつながりません!

コペンハーゲン空港では問題なく繋がったのに…

デンマーク扱いしないのかよと思ったのですが、楽天モバイルではどうやらフェロー諸島は別の場所扱いで、フェロー諸島は楽天モバイルの指定した国の対象外のため電波がつながらないみたいです。

それにしても本土はOKでも島や海外領土だったり細かく分けすぎじゃないですかね?

そういうところばっかり行くんですよねえこっちは。

そのため自分はairaloというeSIMを購入しました。

ここだとほぼすべての国のSIMを使うことができるようであるため今後も利用することになりそうです。

こちらフェロー諸島だと7日間1GBで9.5ドル(約1350円)です。

もし足りなくなったらチャージすることもできます。

ただ1つ残念なことが、街から街に移動しただけで電波がつながらなくなります。

フェロー諸島だけかもしれませんが。

再起動すればつながるようになるのですが煩わしかったですね。

トラベルカードを購入

空港に来るバスに乗るまで30分ほどあるので、トラベルカードを購入します。

こちら持っているとフェロー諸島内のバスとフェリーが乗り放題(ミキネス島フェリーを除く)という優れもの!

4日用7日用があり、自分は7日用のバスを購入しました。

こちら700デンマーククローナ(約14000円)4日用は500デンマーククローナ(約10000円)

使い方は簡単でバスにしろフェリーにしろ乗るときに端末にタッチするだけです。

バスで市内に移動

時間通り空港にバスが来たので乗ります。

まずはフェロー諸島の中心部であるトースハウンに向かいます。

自分が泊まるところはVestmannaという町になるのですがそこに行くためにはトースハウンで乗り継ぎする必要があるんですね。

なぜトースハウンではなくそちらに泊まるのかというとトースハウンに安い宿がないんですよ。

今回泊まるところでも1泊あたり8000円近くしますけどトースハウンだと1万円超えるところばっかりでしたし。

また今直面してる問題で、このような規模が小さい街だとだと1か月前に予約しようとしてもホステル等安いところはどこも埋まっており予約することができません。

ここから従来のルートを変更する必要が出てきそう。

フェロー諸島のバスってすべてのバスにUSB電源のポートがあるんですよね。

また半分以上のバスでwifiを使うことができます。これはかなりありがたい!

バスに乗っていると空港を少し離れただけでこのような綺麗な景色が!

ほとんどが観光客と思うのですがみんな写真を撮りまくっていました。

まあずっといれば何も感じなくなるんですけどね(笑)1時間ほどしてトースハウンに到着。

トースハウン散策

まだお昼すぎたあたりでVestmanna行きのバスまで時間に余裕があるので、トースハウンの観光と買い物を行いました。

まずはトースハウンの中心部に行ってみます。と言ってもフェロー諸島には5万人しか住んでないですからかなり規模は小さいです。

港町でしたけどコペンハーゲンを小さくした感じですかね?

フェロー諸島ってここだけではなく謎のオブジェがたくさんあります。

後日丘の上からとったのですがこんな感じ。

港町であることと丘に家が建っているのは長崎県民からしたら既視感がありますね。

フェロー諸島国立博物館

あらかじめ観光スポットを調べていたのですがフェロー諸島国立博物館という場所が気になっていたので行ってみることにしました。

中心部からは少し離れたところにあるのでバスを使うことにしたのですがなんと市内のバスに関してはすべてタダ乗れるとのこと。これは嬉しすぎる!

15分ほどバスに乗って到着しました。

こちら入場料は無料です。フェロー諸島に関する生き物や文化にかかわるものが展示されています。

こちらは昔捕鯨で使っていたモリ。

フェロー諸島は今でも捕鯨国で日本と同じように反捕鯨団体から抗議を受けているみたいです。

こちらは船を造るために使われていたのこぎり。

フェロー諸島の伝統的な衣装。

動物関連の物をたくさんあります。シャチとオキゴンドウの骨格標本

フェロー諸島の羊。外を見ればあちこちにいます。

まさかのオオウミガラス!?剥製が存在するのか…

最後に謎の東京のパネル。

フェロー諸島の衣服を紹介している部屋にあったのですがどういう意図なのか全くわからない。

1時間ほど博物館の方を堪能し、再び市内に行くためにバスを待ちます。

ちなみに市内バスといえどwifi付きです。凄すぎる。

ショッピングモール

長い間滞在するので自炊するためにSMSというフェロー諸島唯一のショッピングモールに行くことにしました。
と言っても小さめのイオンぐらいの規模ですが。

ショッピングモール内にあるおそらくフェロー諸島内で一番大きなスーパーに入ってみます。

気になるお値段なんですがアイスランドと比べると冷凍食品類がかなり安い!

例えばこちらチキンナゲット800グラムで40デンマーククローナ(約800円)と1グラム1円以内で食べることができます。

まだ高いもののかなり良心的になってきましたねー

デンマークから輸入している分安くなっているのかな?デンマーク産の冷凍チキンも売られていましたし。

ただお菓子やドリンク等の製品は滅茶苦茶高い!

フェロー諸島には進出していないからかコカ・コーラは隅にひっそり売られており(ローカルな見たことない飲み物だらけです)なんと缶1本で10デンマーククローナ(約200円)しますし。

1.5リットルのペットボトルだと30デンマーククローナ(約600円)します!

Lay’s のポテトチップスに至っては32デンマーククローナ(約640円)、スニッカーズは20デンマーククローナ(約400円)とアイスランドの倍以上します。

まあこれは物価の割にアイスランド側が安すぎる気もしますけどね。

アイスランドで普及させるためにメーカーが頑張っているのでしょうか?

約1週間分の食料の買い物(すべて冷凍食品ですが…)をし、ゲストハウスに行くためバスに乗りました。

ゲストハウスへ

バスでゲストハウスにあるVestmannaという町に向かうわけですが。1時間ほどして到着しました。

フェロー諸島の郊外のバスはどうやらバス停というものが存在せず(バスを待つスポットはありますがバス停の名前とかそういうものはありません)、自由に降りることができるためグーグルマップで入念に場所をチェックする必要があり焦りました。

今まで乗ったバスの中でも難易度が高かったので後に記事を書こうと思います

Vestmannaはこのような港町です。

今回泊まるのはBudget Guesthouse Borgustovaという所ですがツーリストオフィスでチェックインして鍵をもらう形になっていました。

ツーリストオフィスから1キロほど歩いて到着。

外観はこのような感じ。1泊8000円ほどしかなり古めでしたがシングルルームでのんびりできたのはよかったかな。

設備は他のゲストハウスと同じようなものなのですが嬉しいことにバスタブがあります。

日本を出てからはずっとシャワーだったのでこれほどありがたかったことはなかったですね。

これでアイスランドからフェロー諸島までの長い一日は終了です。

次回はフェロー諸島ので一番有名だと思われるケァルソイ島の灯台を紹介していこうと思いますのでお楽しみに!

(本当は前編後編と分ける予定だったのですが、後編の情報量が多くなりすぎるため観光スポットごとに記事を作っていきます)

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