つい最近まで自分はフィリピンのイロイロという都市のWe Academyという学校で3か月ほど語学留学をしていました。
今回はフィリピン語学留学においてどれくらいの費用がかかったのかを紹介していこうと思います。
各項目ごとに合計金額を算出してみました。
通貨に関しては2023年6月現在1ペソ＝2.5円として計算しています。円安が憎い！
入学金＋授業料＋宿泊費＋食費＝36万9000円
おそらく留学エージェントのサイトを見ると大抵の学校ではこのような感じで料金を算出していると思います。こちらの料金だけは日本で支払いました。
支払う費用の中でも一番軸となる部分ですね。食事も3食きっちり含まれています！
食事の例としてこんな感じ。
また料金が授業の数と部屋のタイプで変動して授業が多いほど、部屋の人数が少ないほど割高になります。
自分のところは3人部屋でしたがこんな感じです。週2回掃除にも来てくれます。
自分が通ったWe Academyというところでは授業は5コマ～8コマ、部屋の人数は1人～3人から選ぶことができ自分は6コマかつ3人部屋で3か月36万9000円でした。
1コマ増えるほど1月あたり1万円ほど追加でかかります。
部屋の人数に関しては3か月で3人と2人では2万円ほどしか変わらないものの1人部屋では10万円近く追加でかかります。
これ安いのか高いのかいまいち基準がわからないよって人もいるかもしれないですが、めちゃくちゃ安いです！
というのも円安とインフレでコロナ禍以降料金がかなり値上げしているのもあって3か月で60万70万するところも少なくありません。
自分自身フィリピン留学の総額を50万円以内に抑えたいというところでエージェントに相談した結果ここになりました。
フィリピンの語学学校の中でも最安値クラスと言えるでしょう。（ほかにもセブで同じぐらい安いところがいくつかありました）
ビザ等フィリピンの滞在に必要な費用
日本人であれば30日以内であればノービザでフィリピンに滞在することができるのですが、3か月ともなるとビザを申請する必要が出てきます。
その割にはフィリピン入国の際に1か月以内に出国するチケットが必ず必要という…
ここでは3か月滞在するために必要になったもの紹介します。
なおこれらの申請はすべて学校側が手続してくれるのでこちらからは何もする必要はないです。
ビザ代＝9430ペソ＝約23500円
こちらは3か月滞在する場合の料金で、日数が短いほど料金も安くなると思われます。
とりあえず3か月滞在する場合は10000ペソ近く払うことになると覚えておけばいいでしょう。
SSP（Special Study Permit）＝6500ペソ＝16200円
SSPとは特別就学許可証のことでフィリピン留学するためでは何日だろうと必ず必要になります。
こちらが6か月有効なもので6500ペソでした。
ACR-I CARD＝3500ペソ＝8700円
こちらはACR-I CARD（外国人登録証）は外国人が長期で滞在する際に必ず取得しなければならないものです。
60日以上滞在する場合必要になります。こちらは3500ペソでした。
電気水道代＝4000ペソ＝約10000円
上で寮費食費含まれると書きましたが、残念なことに電気代水道代は別途で支払う必要があります。
また物価のわりにフィリピンの電気代はめちゃくちゃ高い！物価は安いのに電気代は日本と変わらない水準です。エアコンを何時間もかけてると大変なことに…
ここの学校では基本料金1月あたり基本料金1000ペソ＋α払っていました。
部屋ではエアコンは一切使わなかったのですが毎月1300ペソほど支払ってました。計算式は謎です(笑)
また部屋ごとで算出するため人数が多いとこほど人数で割る分安くで済みます。
教材代＝0ペソ～
勉強するとなると当然教科書買う必要が出てきます。
どれくらいするのかと心配だったのですが、ここの学校では使い古しの教科書を勝手に借りられることが判明。
一切支払わず乗り切りました。（買う場合だと1冊あたり200ペソ～）
なお書いた跡が残っている場合が多いので、消しゴムで書いた後を消して使うようにしましょう。
メンテナンス費用＝1500ペソ＝約3700円
上で述べた通り、毎週2回掃除に来てくれるのですがそちらに関する費用だと思われます。
毎月500ペソ支払っていました。
ここまでが、確実に支払わなければならない費用です。
洗濯代＝1080ペソ＝約2500円
生活していると当然必要になってくるのが洗濯です。
ここの学校では洗濯のチケットを1回あたり120ペソで購入して洗濯してもらう形になっていました。
こちらのチケットを洗濯カゴ（カゴは全員借りれます）の上に置いて、ランドリールームの近くにおいておけば、当日中には洗濯されて綺麗な状態で帰ってきます。
自分は週1回のペースで10回利用しました。（最初の一回だけはサービスで無料でやってもらえます）
120ペソが高いか安いかはわかりませんが、近くにコインランドリーがあったので本気で節約したい方は自力でやるのもありかもしれません。
通信費＝SIMカード100ペソ＋月の料金300ペソ×3月分=約2500円
一部のキャリアの人を除いてほとんどの人がSIMカードを買ってると思いますが、フィリピンのSIMは日本と比べたらかなり安いです。
自分が買ったプランはSMARTという所で1か月あたり4GB＋1日1GBSNS使い放題というプランで約300ペソでした。
こちらは最初に100ペソでSIMカードだけを買い、毎月カードを使ってチャージし支払う形をとっていました。
空港でツーリスト用のSIMを買ってる人もいましたが長期で滞在する場合は絶対こちらの方が安く済みます。
娯楽費＝20000ペソ＝約50000円
自分の場合フィリピンの飲食店を紹介していたように週の半分近くは外食に行ってました。
というのも夕食の時間が早すぎて腹が減るんですよ！（5時～6時）
また週末には酒屋で同じ生徒同士で飲みに行ったり。
また長期の連休でネグロス島に行ったり、スマートフォンが故障して新しいのを買ったりとそれなりに支払うことになりました。
結果
ここで上げた金額を合計してみました。
入学金＋授業料＋宿泊費＋食費＝36万9000円
ビザ代＝9430ペソ（約23500円）
SSP（Special Study Permit）＝6500ペソ（約16200円）
ACR-I CARD＝3500ペソ（約8700円）
電気水道代＝4000ペソ（約10000円）
メンテナンス費用＝1500ペソ（約3700円）
洗濯代＝1080ペソ（約2600円）
通信費＝1000ペソ（約2500円）
娯楽費＝20000ペソ（約50000円）
合計48万6700円でした！
50万円は厳しいとエージェントに言われていためこれだけ安くで勉強することができて良かったです。
ただあくまでこれは2023年現在の話でこれからはもっと値上げしていくだろうということは覚えておいてください。
先ほど留学エージェントのサイトを見たところ2万円ほど上がってましたから。
次回は学校でどのような生活をしていたのかを紹介していこうと思いますので楽しみにしていてください！
さらに安くする方法！？
ここからは話半分で見てほしいです。
ある日同じく英語を学んでいる生徒とお金の話をした際にエージェントからじゃなくて直で申し込んだ方がもっと安いよーという話を聞きました。
なんと30万円切るとのこと。
どこのサイトで調べても料金はほぼ同じで35万円～だったんですけど、学校側もしくはエージェント側がいくらか上乗せしてるんですかね？
ただ自力で申し込む場合フィリピンへ授業料の送金やビザやワクチン接種証明書等すべて自己責任でやらなければいけないのも事実ですし、エージェント経由でないと申し込めない学校もあるかもしれません。
自分もそうでしたけどエージェントからだとわからないことがあったらすべてサポートしてもらえるので、初めて行かれる方は安心料としてそちらから申し込んだ方がいい気もします。
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