前回の記事では、ブルネイ到着までを紹介しましたがこの記事ではその後のブルネイ観光について紹介していきたいと思います。
前回の記事はこちら↓↓↓
そもそもブルネイってどんなとこ？
ブルネイと聞かれてピンとくる方はあまりいないかもしれないので紹介ししていこうと思います。
ブルネイはカリマンタン島（ボルネオ島）の北部にある人口45万人ほどの小さな国です。
40年ほど前にイギリスから独立したことから比較的新しい国と言えますね。
ここの国の特徴は何といっても石油・天然ガスの資源が豊富なこと。
輸出の大半がエネルギー資源で日本にも多く輸入しており、世界有数の金持ち国家でもあります。
一人あたりのGDPはアジアでは日本より少し高くシンガポールに次いで2位ってだけでも十分なのですが、それよりすごいのが生活するうえでかかる費用の多くを国が負担してくれるということ！
なんと国民の医療費はタダ！、教育費もタダ！、所得税もタダ！、消費税もタダ！、光熱費もほとんどかからない！という凄い国なんです！
単純に一人当たりのGDPだけで言えば欧米諸国のほうが高いですが、あちらでは物価が高かったり（ブルネイの物価は日本と同じぐらい）、税金でたくさん持っていかれると考えたら、世界でトップクラスにお金を自由に使える国と言えるのかもしれませんね。
旅行に必要なものを手に入れよう
昨日の夜にブルネイに到着したわけですが、11時ごろ到着したためか空港でSIMカードの売り場が閉まっておりブルネイのホテルの近くで探すことになりました。
また、コンセントもブルネイやマレーシアでは形状が違うので変換プラグも買わなければなりませんでした。
フィリピンだと、日本と形状が同じなので完全に忘れてた…
ホテルのロビーで聞いてみたところいずれも近くのショッピングモールやスーパーに売ってるとのこと。
変換プラグに関しては他の国用の変換プラグもあったので一緒に購入しました。こちら1つあたり1.8ブルネイドル（約180円）
SIMカードに関しても少々時間がかかったものの設定してもらえました。
こちらImagineというsimカードでカードそのものが8ブルネイドル（約800円）、容量が2GBで5ブルネイドル（約500円）でした。
このあと昼食を食べて、観光しようと思っていたのですが、雨が降ってきたのでホテルに戻ることに。
次第に雨がひどくなっていき雷も落ちてきたため、ホテル内のレストランで食べることになりました。
メニューはビュッフェ一択のようで、日本で言うしゃぶしゃぶのような鍋も用意されており美味しくいただきました。
ブルネイの人口の半数はムスリムなので豚肉はなかったですけど鶏、魚、海老、ラーメンと多くの種類がありましたね。
こちら15ブルネイドル（約1500円）
オールドモスク観光
16時ごろ雨が止んだためオールドモスクに行くことに。
ブルネイで最も有名な観光地ではないでしょうか？
こちら正式名称はスルタン・オマール・アリ・サイフディン・モスクといい60年ほど前に建てられました。
中にも入る際には、観光客の場合は入り口にある黒いローブを羽織って入る必要があります。
オールドモスクを見た後、なんとアイスティーとお菓子をいただきました。
最初はいくらかかるの？と聞いてみたのですがフリーとのこと。
オールドモスク自体入場無料なのにこのような振舞われ方をするとは驚きました。
インドなら後でお金を請求していたでしょう。
観光地なはずなのにオールドモスクにはあまり人がいなかったのですが、隣の広場に行くと子供連れがたくさんいました。
みんなタコ上げをしていましたけど日本以外でもあるんですね。
こちらはオールドモスクを撮るフレームとのこと、いくらかかったのかな？
この時点でもう6時過ぎていたので、今日はこれで終了です、
夕食のほうも、ビュッフェでひたすら食べていたためスルーしました。
カンポン・アイール
翌日朝からはカンポン・アイールという世界最大の水上集落に向かいます。
なんとブルネイの人口の1/10である4万人がこちらに住んでいるとのこと。
まずその水上集落に向かうためには、船着場からボートで向かう必要があります。
こちら1ブルネイドル（約100円）
数分程度ボートに乗った後、カンポン・アイールに到着しました。
下を覗いてみると本当に水上に、建物が建っているんですね。
建てられた、木の橋を使って移動するわけですがところどころ朽ちているところがあって、冷や冷やします。
またよく見ると、集落中にパイプが張り巡らされており、電柱も所々に立っています。
水上集落でありながら、インフラは整っているようです。
最初はブルネイという裕福な国なのにここに住む必要あるのかなって思ってましたけど案外陸上での生活とあまり変わらないのかもしれません。
歩いていると猫を発見。
この後も何匹か猫に遭遇しましたけど飼い猫なのかな？
その後もぶらぶら歩いているとボートの客引きに遭遇。
近くのテングザルが住んでいる森に20ブルネイドル（約2000円）で行ってもらえるとのこと。
普通なら絶対に客引きには応じない人間なのですが、ブルネイ人の優しさを信じて乗ってみることにしました。
ボートで移動すること10分、もうこちらには何も建物がありません。
サルがいたとのことなので、近づいてみると確かにいました。
見辛いですがわかるでしょうか？
ズームレンズをホテルに置いてきてしまったのが悔やまれます。
この後水上集落のほうに戻る予定だったのですが、お昼近かったのでザ・モールというブルネイで一番大きいショッピングモールに行くことはできるかと聞いたら、＋5ブルネイドルで行けるとのこと。
ショッピングモールのところに船着場があるよ（！？）と言われたのでそこまで乗ってみることにしました。
10分ほどボートで移動すると、ショッピングモールの目の前に船着場が！
ブルネイだとタクシーはあまりないし、バスもいつ来るかわからないので（後述）ボートで移動するのも案外ありなのかもしれません。
乗せてもらったおじさん、ありがとうございました。
ザ・モール
こちらブルネイ一のショッピングモールとのこともあって凄い豪華。
ホテルのロビーのようなつくりになっています。
出店しているお店については日本のショッピングモールとあまり変わらなかったのですが、フードコートでなんとジョリビーを発見。
フィリピンと比べると、倍ぐらいの値段がします。
ジョリビーに行こうと思ったのですがフィリピンとメニューが変わらなかったため、東南アジアでもよくあるチキンとご飯の組み合わせをいただきました。
ライスに味がついてて美味しかった！こちら4ブルネイドル（約400円）
シンガポールを旅行した時も思いましたがアジア圏では物価の高い国でも比較的安い値段で外食できるのはありがたいですね。
ニューモスク
昨日オールドモスクに訪れたので昼食後ニューモスクのほうに訪れてみました。
こちらは正式にはジャミ・アス・ハサナル・ボルキア・モスクと言い、建てられたのが約30年前とオールドモスクと比べたら比較的新しいです。
歩いて1キロほどなのですがブルネイは車社会なのか歩道が全然ない！
無理やり道路を横断する形でニューモスクのほうまで歩いていきました。
写真奥にあるのがニューモスクです。
ここから10分ほどかけてやってきましたニューモスク！
午後に行くときは2時から3時までしか空いていないため、しっかりスケジュールを立ててから行きましょう。
入り口はこのようになっています。
オールドモスクの時と同じように観光客はまばらでした。
個々の階段を上るとモスクの中に入ることができます。
撮影禁止なので内部は撮ってませんが中はオールドモスクより煌びやかでした。
オールドモスクの時と同じく、中に入るときは入り口にある黒いローブを羽織る必要があります。
それにしてもどの部分も作りが豪華、これが王様が自費で出して作ったんだから恐ろしい…
ガドン ナイトマーケット
5時ごろになって腹も減ったのでナイトマーケットのほうに行ってみました。
ナイトマーケットと言っているものの3時ごろから既に開いているようです。
中に入ってみるといかにも東南アジアらしい光景が！
自分はご飯と鶏肉と高菜？が混ざったものをいただきました。
高菜？の辛みがご飯とお肉に程よくマッチしてて美味しかった。
こちら3ブルネイドル（約300円）
お次にBAKSOという肉団子の入ったスープをいただきました。
スープは沖縄そばに近い味でした。こちら3ブルネイドル（約300円）
また上のBAKSAを頼んだ人は無料でジュース呑んでいいよーと言われたのですが、なんと桶で注ぐスタイル！
食後雨が降ってきたので急いで帰ろうとしましたがひどくなってきたのでバスに乗ることにしました。ブルネイのバスはどこまで行こうが一律1ドルです。
ブルネイのバスは時刻表が存在せず、20分～30分と不定期にバスが来るスタイルで、グーグルマップで調べてもバス停が出てこないので、ブルネイに来たときは配車アプリを使ったほうがスムーズに旅行できるかもしれません。タクシーもほとんど見ませんでしたしね。
バスでホテルの近くのバス停まで行ってブルネイ旅行は終了です。
「ブルネイ 観光」と調べても観光地がないとかさんざんな書きようでしたけどなんだかんだで楽しむことができました。
物価が高いイメージがあったのですが日本と大して変わらず宿や食事に関しても、欧米諸国より1/2近く安い値段で過ごすことができましたしね。
今回はブルネイ中心部だけだったのでもしまた行く機会があれば郊外の方にも行ってみたいですね。
次回はブルネイからマレーシアのコタキナバルまでをバスで移動したのですがそちらの一部始終を紹介したいと思います。本当はただの移動なので記事にするまでもないのですがなんせこのバスのルート色々と問題がありまして…
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