前の記事でブルネイの旅行は終了したため、今回はブルネイからマレーシアのコタキナバルまでバスを利用して移動しました。
何回も国境を移動するためスタンプの数が大変なことに…
ブルネイを旅した前回の記事はこちら
ブルネイからコタキナバルまでの行き方
まずブルネイからコタキナバルまで行く方法ですが三つあります。
一つ目はマレーシアのラプアン島経由のフェリー、二つ目がバス、三つ目が飛行機です。
飛行機は高すぎるとしてフェリーとバスはどちらも同じぐらいの運賃(約4000円ほど)なのですが、乗り継ぎ失敗する可能性を考慮してバスを選びました。
それでこのバスで行くルートなのですが、旅人からは「スタンプラリー」と揶揄されています。
どういうことかと言いますと、何回かブルネイとマレーシアの国境を通過するためその都度パスポートチェックがあってパスポートを押さないといけないんですよね。
地図を見るとわかるのですがブルネイには飛び地に存在します。
今回の旅ではブルネイ出国→マレーシア入国→マレーシア出国→ブルネイ入国→ブルネイ出国→マレーシア入国と6回スタンプを押すのに加えて、マレーシアのサバ州に入るときにサラワク州出→サバ州入と2回追加でスタンプを押し、計8回も押すことになりました。
最後の2回はどういうことかと言いますと、マレーシアではボルネオ島のサバ州・サラワク州に入るときは国内だろうがパスポートチェックが行われるんですよ。
今回の場合はまずサラワク州からマレーシアに入国し、その後コタキナバルがあるサバ州に移動したためスタンプを押す必要がありました。
個人的にはブルネイにはアジア一長い橋のがあり、そこからブルネイの飛び地に行けるのだからこんな無駄なことしなくてもいいのにって思うのですが何か理由でもあるのでしょうかね?
東南アジア最長の橋はブルネイにあるんです!!
— 勝手にブルネイ観光局🇧🇳 (@KatteniBrunei) June 3, 2023
その長さ30km😳
物理的に国土が分離されているのですがこの橋によって分離されいるテンブロン地区と本土が繋がることができました🥰
この橋は、スルタンの亡き父に敬意を表して、スルタンハジオマールアリサイフディエン橋と名付けられています✨ pic.twitter.com/bUxOfO3yZy
バスに関しては一日一本Sipitang Expressというバス会社が運航しています。
こちらが公式サイトでインターネット予約することもできます。
コタキナバルやマレーシアのサラワク州で途中休憩したときは、チケットカウンターがあったので直接買いに行けそうでしたが、ブルネイにはなかったのでそちらから行く場合はインターネットで予約するしかなさそうです。
バスに乗る
バスは朝8時に出発するので、早々とホテルをチェックアウトして3キロほど歩いて出発地のほうへ向かいます。
バスのチケットには昨日訪れた夜市のところから出発するよとしか書いておらずどこに行けばいいのか焦りましたがそこは流石ブルネイ、閑散としていたのですぐに見つけることができました。
バスは30人以上乗れる大きなバスでしたが、乗客は自分も含め8人程度。
しかもアメリカ人、中国人、フィリピン人と観光客のような人ばかりで現地のブルネイ人はおろかマレーシア人すら乗っていませんでした。
これだけしかいないのに採算とれるのかとふと思いましたが。マレーシアに入国した後にたくさん乗客が乗ってきましたから、そちらメインの乗客なのでしょうね。
パスポートチェック1回目
まずはマレーシアの国境に到着したのでブルネイを出国します。
この後ずっとですけどこのように並んでスタンプを押してもらいます。
パスポートチェック2回目
ブルネイを出国してすぐマレーシアを入国します。
マレーシアに入国したので、今使ってるブルネイのSIMが圏外になりました。
使えるようにしてくれていいのにね。
パスポートチェック3回目
マレーシアを入国した後は何回かバス停に止まりそのたびに多くのマレーシア人が乗ってきました。
およそ1時間後再びマレーシアの国境に行き出国。
パスポートチェック4回目
再び飛び地であるブルネイに入国。
再びSIMカードの電波が届くようになってきた!
パスポートチェック5回目
再びブルネイに出国します。ブルネイの滞在期間わずか30分!
パスポートチェック6回目
出国した後、再びマレーシアに入国するわけですが、トラブル発生!
前の中国人二人がイミグレーションの前でずっと突っかかっている模様。
15分ほどするとスタンプ押されたのですが何かあったのかな?
日本人の自分も含めフィリピン人やアメリカ人のときは何ともなかったのに。
昼食休憩
マレーシアに入国した後しばらくしてというサラワク州という所についたのですが、ここで昼食のために1時間ほど休憩するそう。
この時点で12時半ですから4時間半でスタンプを6つも押したわけですね恐ろしい。
腹が減ったので、食事できる場所を探すことになるのですがここはもうマレーシア。
ブルネイドルは使えません!
どこもローカルな食堂ばかりで、半ばあきらめていたのですが近くにケンタッキー・フライドチキンを発見!
こちらでは当然クレジットカードが使えるので、助かりました。
クリスピーとマッシュポテトのセットこちらで26マレーシアリンギット(約780円)
なぜか飲み物はコーラ以外の選択肢がなかった(笑)
パスポートチェック7,8回目
1時半に再度出発するわけですが、もうマレーシアに入ったわけでスタンプを押すことはもうないと思っていましたが甘かった!前述のように州が違うためスタンプを押す必要があります。
2時間ほどたって州の境界に到着し、こちらは同じマレーシアだからなのか出国と入国のスタンプをまとめて押されました。
計8個押したわけですが、そのせいで一日でスタンプの欄が2ページ分埋まるという事態に。
到着
この後ひたすら走り続けましたが、寝ようと思っても全く整備されていない悪路が続いて全く寝られませんでした。
スタンプを押してから約2時間後、18時ごろやっとコタキナバルに到着しました。
8時に出発したわけですから10時間も乗っていたわけですね。
その割には1回しか休憩がなかったですが。
この後近くの宿に行きます。
今回泊まったescape backpackersというゲストハウスで、4人部屋のドミトリーでした。
1泊800円ほどと非常に安くかつ朝食付きなのは嬉しいですね。
この後近くのショッピングモールで夕食を食べ(昼はケンタッキーだったので夜はマクドナルドに行きました)、SIMカード(という会社で1か月20GBでSIMカードと合わせて35マレーシアリンギット)を購入しこの日は終了です。
感想
このルート自体何回も国境超えるよってことは聞いたことあったのですが、ここまでたくさんスタンプを押すとは想像もしていませんでした。
日本だと陸路での国境越えはなかなか経験できないため、ワクワクする瞬間でもあるんですが3回目以降はもううんざりでしたね。
また国境ネタに関しては今後もヨーロッパに行ったときに、国境に関する面白い場所を紹介していこうと思うので見ていただければ思います。
次回はキナバル公園でコタキナバル発の現地ツアーに参加したので、その様子を紹介します。
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