前回の記事ではダルヴィークまで移動したところを紹介しましたが、今回アイスランド最北端の地であるグリムセイ島に到着です!
ほぼ赤道直下のマレーシアやシンガポールからここまで来たと考えると感慨深いですね。
前回のアイスランドの北部まで移動した記事はこちら。
動画はこちら
グリムセイ島とは
ほとんどの人が知らないと思うのでまずはグリムセイ島について紹介します。
グリムセイ島はアイスランド北部にある島で、アイスランド最北端の地になり一部が北極圏より北に位置しています。
一周10キロメートルほどの小さな島で人口は70人ほどしかおらず、多くの島民は漁業で生計を立てているとのこと。
またこの島には多くの鳥が生息しておりアイスランドを代表する鳥であるパフィン(ニシツノメドリ)も大量に生息しています。
後で紹介しますが本当に簡単に見ることができました。
フェリーでグリムセイ島へ
ダルヴィークでチェックアウト後、9時出発のフェリーに乗るために1キロほど歩いて港に向かいます。
フェリーはこちらのサイトから予約することができます。片道4000アイスランドクローナ(約4000円)
8時40分ごろ乗船手続きが始まりました。予約後送られてきたPDFのファイルを見せることで簡単に乗船。
定刻通り9時に出航しました。ここから3時間の船旅になります。
フェリーの内部はこんな感じ、コーヒー等の軽食を購入することもできました。
暇なのでデッキに上がってみました。アイスランドって何気ない風景でも絵になるのが凄いですね。
この美しい景色を見たいからか多くの乗客が外に出てました。中には望遠レンズをつけてるガチ勢も。
最初の1時間ほどは陸地が見えていたものの次第に見えなくなってきました。
本土から離れてる感がありますね。
でも不思議なことにスマートフォンの電波は普通につながる模様。
大阪から大洋フェリーで乗ったときは少しでも沖に出たら繋がらなくなったんですけどどうなってるんだろ?
思ったよりフェリーは揺れ、船酔いしかけながらも12時ごろにグリムセイ島に到着。
70人ほどしか住んでない島だけに小さな集落って感じですね。
ここから今日泊まるゲストハウスに向かいます。港のすぐそばにありました。
この規模の島なら迷うことはありませんね。
今回泊まるのはGullsól Guesthouseと言う所で個室であるにもかかわらず1泊7500アイスランドクローナ(約7500円)とアイスランド基準では破格の値段で泊まることができます。
チェックイン後屋根裏部屋みたいなところに案内されました。
かなり綺麗な部屋です。
またキッチンやリビングルームもあり、自炊することもできそうです。
自分はここで冷凍ピザを食べました。
グリムセイ島を散策
12時過ぎており腹が空いたので、散策する前にホットドックのお店で食事をとることに。
こちら650アイスランドクローナ(約650円)
またここで自転車をレンタルできるみたいでした。まあ自分は島自体小さいのでレンタルせず歩きましたけどね。
食後島の散策開始。
島の北部へ
まずは北極圏に位置する島の北に向かいました。
少し歩くと大量のキョクアジサシが!北極のほうから来たのかな。
最初はかわいいなあと思っていたのですが、鳴き声はうるさいですし近づいたら襲ってくるしで全然そんなことなかった…流石ふわんだりぃずの元ネタだけある
大量に空を飛んでいるためフンが落ちてこないか気が気でなかったですよ。
少々歩いたところ他の観光客が崖の方で撮影しているのを見たので自分も行ってみるとパフィン(ニシツノメドリ)を発見!
こんなに簡単にしかも大量に見ることができるとは!
まあ崖のほうに行けばどこにもたくさんいるので翌日以降はパフィンを見ても何も感じなくなりました(笑)
空港の近くにあるこの柱のところが北極圏のラインになるらしい、撮影中に映ってましたけど全然気づかなかった…
知らないうちに北極圏に到達してました。
あとはひたすら北を目指します。歩いていると謎の球体を発見。
調べてみると「Orbis et Globus」という2017 年の秋に設置されたランドマークのようです。
どういう意図で置いてあるんだろう。
出発して1時間、遂に島の一番北に到達。
ここから先は北極です。と言っても2000キロ以上ありますけどね。
崖になっていたのですが下を覗いてみると大量の鳥が巣を作っていました。
ここだと誰にも邪魔されないですもんね。
北の端まできたので村の中心部に戻ります。
帰りは行きとは別のルートで帰りましたが、傾斜があって思ったより疲れた。
まあその分このような景色を丘の上から望むことができたのはよかったかな。
島唯一のスーパーへ
15時半ごろ中心部に戻ってきました。これから島唯一のスーパー(商店?)に行き夕食を購入します。
こちらなんと15時から16時の1時間しか空いてません!なので時間を調節する必要があります。
島民の数は限られているからわざわざ長く営業する必要がないのでしょうね。
また隣は島唯一のレストランで、こちらのオーナーがスーパーも経営しているようです。
スーパーの中はこのような感じ。
食品のほかにもお土産類が陳列されており、以前訪れた与那国島の商店を思い出しました。
自分はこちらの冷凍ピザを購入、これでなんと1400アイスランドクローナ(約1400円)
離島価格とはいえ高すぎるぞ…
シカゴ風のピザ?なのか中にトマトソースが入ってて他の冷凍ピザよりも美味しかったです。
島の南部へ
スーパーで購入した品をゲストハウスに持って行って散策再開。今回は島の南部へ行ってみます。
空港ぐらいしか建物がなかった北部と比べると多くの住居も含め多くの建物が見られます。
おそらくアイスランド最北端の教会と墓地。
南端にあるオレンジ色の灯台。中には入れませんでしたが今も使われているのかな?
時間帯もあるのでしょうけど南側は風が強く吹いていました。
あと大量のキョクアジサシ。
北側の2倍はいましたね。道路がフンで真っ白になってていつ直撃するか怖かった…
1時間ほど歩いてゲストハウスに戻り、これでグリムセイ島散策は終了です。
帰ってきてすぐにゲストハウスで就寝。
記事を書いている今もですけど(フェロー諸島にいます)暗い夜を見ることができる日はいつになるのだろう。
レイキャビクへ帰ります
まずは翌日11時30分にグリムセイ島からアークレイリへのフライトに乗るので空港に向かいます。
フェリーで帰らないのと思うかもしれませんが、フェリーだと17時発になるため当日中にレイキャビクに帰れないんですよね。
まあ日帰りなら日程的にも変わらなかったですけど、グリムセイ島に一泊したかったので。
Norlandairという航空会社で、運賃は80ユーロ(約12000円)でした。
ただの小屋のように見えますがこれでも一応空港です。
チェックインするためとEチケットを見せようとしたのですが、たった20人ほどのフライトであるためか名前を聞き荷物を預けるだけでチェックイン完了。
またサプライズとして航空券とは全く別に北極圏を通過した証明書をもらいました。
自分の名前だけではなく下には機長の名前が記されています。
こういうのもローカルな空港ならではですね?
出発の10分前なので、飛行場に向かいます。セキュリティチェックなんかなかった。
機内はマイクロバスのよう。全部自由席です。
全員(15人ほど?)乗ったところで離陸。ここから30分でアイスランド北部のアークレイリまで向かいます。
小さい飛行機だからかフライト中は常に座席がプルプル揺れてました。
離陸して10分、アイスランド本土が見えてきました。手つかずの広大な景色です。
そこから20分ほどしてアークレイリ空港に到着。着陸時は全然揺れなかったのが不思議。
着陸後空港の近くまで移動しましたが小さい飛行機であるため動きが機敏ですね。
荷物を受け取り後は16時45分発のアークレイリからレイキャビクまでのフライトまで4時間ほど待機です。
ほんとはグリムセイ島からアークレイリのフライトは15時予定だったんでほとんど待たずに乗れる予定だったんですけどね。
10日前に日程変更のメールが来て、11時30分に変更になりました。
17時頃搭乗開始。雨が降っていましたが45分ほどで再びレイキャビク空港に到着しました。
後は予約しているホステルに向かうだけです。雨の中3キロほど歩き迷いながらもホステルに到着。
なぜ別のホステルが同じ建物内に併設されているのか…
今回泊まったのはBaron’s Hostelという所で1泊約7000円と高めですが、サービス内容がホステルでは最高レベルでした!
まずロッカーにしても部屋のドアにしてもどれも番号を入力するタイプですし、セキュリティボックスもあります。
コンセントも各ベットにこのように用意されてます。
更にシャワールームにシャンプーまでも!
朝食に関してハム、チーズ、卵食べ放題ということなしです。
チェックイン後自分はキッチンルームで300アイルランドクローナ(約300円)ほどするインスタントのパスタを2つ食べてこの日は終了です。
水を切らずお湯入れるだけなのは楽でいいね
次回はアイスランドの観光としては一番有名であろうゴールデンサークルの現地ツアーに一日かけて参加してきたのでそちらを紹介していこうと思いますのでお楽しみに!
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