前の記事で自分の世界一周は2023年3月から9月までの旅行と、2023年9月から2024年6月までの世界一周航空券を用いた旅行の二つに分かれると説明しました。
https://remote-area-traveler.com/route/
この記事では世界一周航空券について簡単な紹介とどのようなルートで組んだのかを紹介したいと思います。
そもそも世界一周航空券ってなに？
簡単に言うと世界一周（航空会社の定義では太平洋と大西洋を横断し出発した地と同じ地に帰ってくる）ルートを組むことができるチケットのことです。
普通の航空券と比べて世界一周航空券のどこがいいの？ってことで自分が世界一周航空券を調べて購入に至った経験からメリットとデメリットを紹介していきます。
メリット
航空券を安く済ませられる
これが購入するにあたって一番のメリットのような気がします。
最大16区間組むことができるのですが、エコノミーだと最安で40万円ほどで旅程を組むことができます。
どの区間でも1区間あたり2万5000円ほどでフルサービスキャリアの飛行機に乗ることができるわけですね。
更にビジネスだと最安で80万円ほどなので1区間あたり5万円とエコノミーの2倍で乗れるのでめちゃくちゃお得ですよ。
日程やルートを自由に変更できる
旅行中日程やルートを変更したくなることありませんか？
世界一周航空券では自由に変更することができます（ルート変更の場合は要手数料）
デメリット
期間が決まっている
世界一周航空券は最大でも1年間しか利用することができません。
自分のように1年以上旅行する身としては別の航空券も購入する必要が出てきます。
行くことができない場所が出てくる
https://flyteam.jp/news/article/115719
世界一周航空券は主にスターアライアンス、ワンワールド、スカイチームという航空会社のグループごとに販売しておりそのグループ内の航空会社を自由に使うことができるのですが、そこのグループ内で就航していない空港には当然行くことができません。
なので別途で航空券を購入する必要が出てきます。
マイナーな場所ならともかく大抵の場所ならいけるんじゃないの？って思うかもしれませんが、例えばワンワールドでは南米の航空会社が存在しないため、南米内の航路は一部の以遠権路線を除けば利用することができません。
2019年までならLATAM航空があったのですが残念なことに脱退してしまいました。
正直なところ普通に航空券を買ったほうが安い
昔ならともかく今はLCCという存在があり1フライトで1万円下手したら数千円で乗ることができます。
自分は【Trip.com】公式サイトという旅行代理店をよく使ってますが、ここまで安いとなると世界一周航空券を買う必要もないのではって思っちゃいますね。
それにルートに関しても世界一周航空券は出発前にすべてのルートを設定する必要があるのに対して、普通に購入すれば旅行中に自由にルートを決めることができますから旅程の柔軟性という意味を考えてもこちらのほうが上でしょう。
ルート紹介
自分は以下の内容の世界一周航空券を購入しました。
・ワンワールド世界一周航空券（4大陸）780,400円＋燃油サーチャージ等や空港使用料等含めて約100万円（2023年4月現在）
表にするとこんな感じです。
| １区間目 | 東京→シドニー（日本航空） |
| ２区間目 | シドニー→オークランド（カンタス航空） |
| ３区間目 | オークランド→シドニー（カンタス航空） |
| ４区間目 | シドニー→パース（カンタス航空） |
| ５区間目 | パース→ロンドン（カンタス航空） |
| ６区間目 | ロンドン→ドバイ（ブリティッシュエアウェイズ） |
| ７区間目 | ドバイ→ロンドン（ブリティッシュエアウェイズ） |
| ８区間目 | ロンドン→ドーハ（カタール航空） |
| ９区間目 | ドーハ→マドリード（カタール航空） |
| １０区間目 | マドリード→ロサンゼルス（イベリア航空） |
| １１区間目 | ロサンゼルス→アンカレッジ（アラスカ航空） |
| １２区間目 | アンカレッジ→ロサンゼルス（アラスカ航空） |
| １３区間目 | ロサンゼルス→ニューヨーク（アメリカン航空） |
| １４区間目 | ニューヨーク→香港（キャセイパシフィック） |
| １５区間目 | 香港→ |
| １６区間目 |
※15区間目と16区間目に関してはJALプラザで発券したとき香港→コロンボ行きの世界一周航空券の枠がないと言われたのでデリーに変更になりました…（2023年4月現在）
アジア→オセアニア→ヨーロッパ中東→北米→アジアと訪れる予定ですね。
この中で注目は5区間目のパース→ロンドン（カンタス航空）でしょう。
なんと17時間45分という世界第3位の超ロングフライトとなっています（1位はシンガポール→ニューアークで2位はシンガポール→ニューヨーク）なにせ機内食が3回も出るとか…
https://toyokeizai.net/articles/-/149511
また南米には訪れないのか？って思うかもしれませんがヨーロッパと南米間を自力で往復する予定なので使いませんでした。
上記で述べたように南米内はワンワールドでは移動できないから仕方ないですね。（イースター島に行きたかった）
とまあこんな感じで旅行していこうと思いますのでよろしくお願いします。
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