前回イギリス本土に到着したわけですが、再び離島ですね。
今回はマン島に訪れました。
マン島と言えばほとんどの人がバイクレース(マン島TT)を連想するでしょうけど、今回はそれとは別物のマン島の裏側を紹介できればと思います。
今回は長くなりましたので前編と後編に分けており、ここではマン島に到着する様子と1日目の観光の様子を紹介しています。
前回の記事はこちら
マン島とは
マン島はイギリスとアイルランドの真ん中にある人口10万人ほどの島々です。
こちらイギリスの一部だと最初は思っていたのですが、イギリスの王室属領という扱いでイギリスとは別物になります。
王室属領ってなんだよって思って調べたのですが、以前訪れたデンマーク領のフェロー諸島やフィンランド領のオーランド諸島のような高度な自治権をもつ場所になるんですね。
とはいえ外交や防衛はイギリスに任せており通貨もマンクス・ポンドというイギリス・ポンドと同価値の通貨が使われています。
マン島へ
マン島へ行くには飛行機かフェリーの2択になりますが、今回は値段が安いフェリーを利用しました。
フェリーはイギリスではリバプールを中心に出ています。
そのためまずは今いるスコットランドのアバディーンからリバプールへ向かうことに。
まずは日本で言うみどりの窓口的なところで鉄道の座席を予約しようと思ったのですが(ユーレイルパスを利用していても予約が必要な路線もあります)なんとストライキが発生していたため予定が大幅に狂うことに!
幸い受付の方に運航している路線を利用してリバプールまでのルートを作ってもらったのですが、2時間ほど予定より遅れることになりました。
乗り継ぎ自体はうまくいったので17時過ぎたぐらいにリバプールの席に到着しました。
慣れてない旅行者からしたら不便でしかないから勘弁してほしいね。
まあ予約料を支払わないでよい鉄道に乗ったため当初より12ポンドほど浮いたのはよかったかな?
リバプールに少し滞在後(旅程が少し変わったため5日ほどリバプールに滞在していました)マン島に向かいます。
リバプールへ行きこちらの船に乗船します(左の船です)。運賃は35ポンド(約6000円)。
運賃は変動制で一番安くて20ポンド(約3500円)から乗ることができたのですが、日程が合わなかったので少し高くなりましたね。
こちら約3時間ほどの旅になります。
思ったより大きな船ですね。中に売店やなぜか映画館もありました。
14時ごろマン島の首都であるダグラスの街に無事到着。
パスポートコントロールはありませんでしたね。
このお城は何なのだろう。
このあと今回泊まるB&Bへ行きこの日は終了です。
夕食は近くのスーパーでサンドイッチを買ったのですが物価に関してもイギリスとそこまで変わりませんでしたね。
マン島を観光
今日と明日の2日間でマン島を観光します。
自分が泊まったところでは毎朝イングリッシュブレックファーストをいただいていたのですが正直に言うと美味しくなかったです…
豆の汁が他の食べ物に絡んで台無しというか…うーん。
キャッスルタウンへ
まずはキャッスルタウンという街に行きます。
こちらは昔マン島の首都だったところで、多くの古い建物が残されています。
今回はルシェン城という13世紀ごろに作られたお城に行ってきます。
キャッスルタウンまでは今いるダグラスから鉄道で向かうわけですが、まずはマン島の公共交通機関が自由に使えるフリーパス(1日)を購入。
こちら19ポンド(3400円)で1日券のほかにも3日用、5日用、7日用とあり日数が多いほどお得になります。
駅まで移動するためトラムに乗ろうと思ったのですが、なんと動力源として馬が使われています。いつの時代だ…
馬に引っ張ってもらいながら駅まで向かいます。
駅でもないのに途中で泊まって5分ほど待たされたのですが相手は生き物だからから仕方ないね。
20分ほどして到着。地図を調べていると以前は駅まで運航していたのですが、今は線路の工事中で駅の手前で降ろされたので1キロほど歩くことになりました。
駅に到着し鉄道に乗り換えるわけですが、こちらまさかの汽車です!
観光列車とかではなく普通に現役で稼働しています。こちらの汽車がきかんしゃトーマスのモデルになったとか。
座席に関してはどこに座ってもいいようで前の方の席に座ったのですが汽車だからかそれにしても煙ったいです。
汽笛を鳴らしキャッスルタウンの街まで出発。
1時間ほどで到着しました。
ここの駅からルシェンへ向かいます。
10分ほど歩いて到着。こちらがルシェン城になります。
ルシェン城の中に入ります。こちら13ポンド(約2300円)。
お城の中に入り、こちらの階段をのぼりながら各部屋を見ていきます。
各部屋にはここがどのような部屋になっているか丁寧に人形と一緒に説明されていました。
ここは寝室だったかな。
当時使われていたであろうものも展示されていました。こちらの天秤は何のために使っていたのだろう。
屋上まで上がってきました。階段が多く思ったより体力使いましたね。
屋上からキャッスルタウンの街並みを一望することができました。
以前他のイギリスの島を訪れた時も思いましたけど、イギリスの建物ってカラフルな北欧諸国の建物とは対称的に地味ですよね。
ルシェン城を見た後またダグラスの街に戻ります。
マン島の最高峰へ
再びダグラスの市内に戻ってきてこれからスネーフェル山というマン島最高峰の地点に向かいます。と言っても621mしかないですけどね。
まずはラクシーという街まで向かうわけですが、電車が道路の付近で走っています。
それも窓もなかったためかなりの爽快感を感じました。
30分ほどしてラクシーという街に到着し電気登山鉄道に乗り換えます。
よく見ると歩いている人を見ましたが山頂までのハイキングも人気があるそうです。
このあたりには多くの羊が生息しているようでした。
乗車中巨大な風車があったのですが何なのだろう。
30分ほどしてマン島の最高峰にたどり着きました。621mしかないとは言え美しい景色です。
これがマン島の最高峰であることを示すモニュメントかな。
プレートにはマン島の地理に関することが書かれていました。
30分ほど見た後復路の電車に乗ったわけですが、人数の制限があり出発直前ではなく早めに並んでおいた方がよさそうでした。
人数オーバーで乗れなくなるとまた30分以上待つことになりますからね。
駅のコンクリートを見るとマン島の国旗のマークになっていました。芸が細かい。
どうでもいいですけど極度乾燥しなさいのリュックを持っている人がいて驚きました。初めて見た…
再びダグラスの街に戻ってきてこの日の観光は終了です。
次回は後編ということでマン島の観光2日目とマン島からアイルランドのダブリンそしてベルギーのアントワープまで移動した様子を紹介していきますのでお楽しみに。
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