フェロー諸島の移動手段についてインターネットで調べても全然出てこないため、もしフェロー諸島を訪れた人がいたときの助けになればと思い書いてみることにしました。
なぜこんなことを書くのかと言いますとフェロー諸島のバスって複雑な要素が絡み合ってて旅行者からしたらかなり難しいんですよ…
フェロー諸島の移動手段について
フェロー諸島でほとんどの旅行者は使われると思うのがバスとフェリーの公共交通機関です。
バスに関してはトースハウン市内を周るバスと郊外のバスの2種類があります。
市内のバスに関しては、日本の路線バスみたいな感じですね。
行き先もしっかり表示されているためわかりやすいです。
これらがフェロー諸島の各島々を結んでいます。
また4日間または7日間のトラベルカードを購入すれば素晴らしいことにミキネス島の路線を除きフェロー諸島内の全路線を移動することができます。
そのため多くの旅行者はこちらを購入することになるのではないでしょうか?
詳細はこちらのホームページからどうぞ。
バスとフェリーの概要
ここではフェロー諸島のバスとフェリーってどんな感じなのって思った方向けに簡単に説明します。
バスやフェリーの乗り方について
バスとフェリーについてはすべて前払いになっています。
トラベルカードまたはクレジットカードを端末にタッチするか、現金で支払いましょう。
バスに関しては市内のバスに関しては嬉しいことにすべての路線を無料で乗ることができます。
設備について
なんと大半のバスやフェリーにコンセントとwifiが備わっています!
これを利用することでどれだけ助かったことか…
フェリーに関してはwifiのパスワードが壁に張られているのでそちらを利用すると同様に使えます。
また船内には売店もあり多くの人がコーヒー等の軽食を食べていました。席はすべて自由席です。
乗り継ぎについて
フェロー諸島を旅行するとなると、ある目的地に行くために2回3回乗り継ぎすることになると思います。
遅れたりして乗り継げないんじゃないかと心配になるかもしれませんが、お互い接続できるよう待ってくれますので安心してください。
そもそもフェロー諸島の人口からして遅れるということがあまりないんですけどね。
ここがヘンだよ!フェロー諸島のバス!
ここまで見てもらえればいいとこ尽くしのように思われるかもしれません。
でもそんなに甘くできていないんですね。郊外のバスに関しては。
ここからは郊外のバスにおける旅行者の自分にとっては難しすぎた事例について紹介します。
ちゃんとしたバス停がない!
旅行者の自分にとっては難しすぎた事例その1
どういうことかと思うかもしれませんがそのまんまです(市内にはちゃんとバス停があります)
時刻表を見ると降りる場所は大体決まっているのですがグーグルマップには郊外のバス停の表記なんてないため、初めて訪れた場合どこに降りるかわからないですから(停車ボタンを押せばその辺の都合のいい場所に降ろされます)、その降りた場所を覚えておく必要があるんですね。
一応バス停らしき場所や標識はありますがそこには時刻表だの名前だのそんなものはないので、初めて乗る側からしたら本当に来るのか疑心暗鬼になります。
それで一回別のバスに乗ってしまいましたし。
また市内のバスの様に次はどこなんて丁寧に教えてくれたりしないですから地図を見ながら現在地を把握する必要がありますね。
運賃がわからない
旅行者の自分にとっては難しすぎた事例その2
市内のバスは無料だからいいとしても郊外のバスに関してはホームページを調べても運賃が一切乗っていません。
空港からトースハウンまでの運賃は空港でいくらと表記されてはいましたが…
そのため乗車時や乗船時にいくら支払うのかを把握することになります。
これに関しては大半の旅行者は乗り放題のトラベルカードを持っているためあまり影響はないかも。
旅程を立てるのが大変
旅行者の自分にとっては難しすぎた事例その3
市内のバスに関してはバス停に張っている時刻表を見ればわかりますし、グーグルマップにも対応していますしそれ専用のアプリもあります。
ただ郊外のバスはこちらの公式ホームページで時刻を確認する以外の手段が存在しません。
ツーリストオフィスで紙の時刻表はないのかと聞いたところネットの時刻表を見ての一点張りという不親切使用!
フェロー諸島は場所が場所だけにヨーロッパ本土のSIMカードは対応していないことが多いのに…
一応空港でツーリストSim買えますけど4000円はしますからね。
また時刻表に関してもこれまた複雑です。
バスは土日祝で時間が違うぐらいでまだいいんですけど、フェリーによっては1日ごとに目まぐるしく変化します。
また1日単位で同じルートでもこの時間帯のみここのバス停は通らないから別のところで乗り継ぎしてと注意書きがあったりととにかく注意書きが多いこと!
さらにバスに乗る人が少ないからか、ここのバス停に降りるときは前日までにバス会社に電話で連絡しなければならなかったりとこんなに複雑なバスがあるのかとカルチャーショックを受けました。
スマホ使って時刻表とにらめっこしながら旅程立てるのは大変でしたね。
昔は皆このように旅してたんだと思うと尊敬します。
どうすればいいか
このようなバスやフェリーを攻略するにはどうすればいいのかという話ですけど、一番確実なのが運転手さんに聞くことです。
フェロー諸島の人たちは他の北欧諸国と同じように英語が堪能ですから、とりあえずわからないことがあったら聞いてみることが大事ですね。
他にはフェロー諸島の中心部であるトースハウンの近くに宿をとることですかね。
こちらから多くのバスは出発していますから、自分のような地方で宿をとった場合と比べるとかなりのアドバンテージがあります。
まあこんなもんですかね、フェロー諸島に興味を持ってくれた人が1人でも増えてくれたらうれしいです!
次回はフェロー諸島からついにヨーロッパ本土に上陸ということでスウェーデンまで移動した様子を紹介していこうと思いますのでお楽しみに!
世界一周ブログ作るんでせっかくなんで世界一周ブログ村のランキングに参加しようと思います。
応援としてクリックしていただけると嬉しいです!
↓↓↓↓↓
にほんブログ村
コメント